テレクラはツーショットだけではない

テレクラって何をする場所なの?と聞かれたならば、誰もが「ツーショットダイヤルだ」と答えるでしょう。

私も、そう答えます。なんといってもテレクラの醍醐味はツーショットダイヤルなのですし、テレクラはツーショットダイヤルで始まってツーショットダイヤルで終わるものです。

ですが、テレクラというのは、ツーショットダイヤルで繋がった女性との会話を楽しんだり、その女性に出会いの交渉をしかけることだけが遊び方なのではありません。

たとえば、テレフォンセックス。これは、テレクラにおいて、「出会い」を目的にしたツーショットダイヤルの対極にある遊び方であり、テレクラ遊びにおける一つの大きな潮流でもあります。

テレフォンセックスというのは、受話器越しに淫語などを届けあってする相互オナニーを主軸とした特殊な性行為であり、テレフォンセックスは、テレクラというものができてから現在まで、変わらず根強い人気のある遊び方です。

テレフォンセックスの誘惑は甘く危険な響き

テレクラのなかには、「出会い」のためのツーショットダイヤルでは物足らなくなり、ツーショットに背中を向け、このテレフォンセックスという遊び方にすべてを賭けて遊び倒すほどのテレフォンセックス狂もいるほどです。

一度ハマったが最後、強烈な中毒性でユーザーを虜にしてしまうのがテレフォンセックスの怪しくも危険な魅力です。テレフォンセックス専門のテレクラは、このテレフォンセックスの危険な魅力にとらわれたテレクラユーザーなしには成立しません。

もちろん、テレフォンセックスという遊びと、「出会い」のためのツーショットを両立するユーザーというのも多数存在します。これらの両立型のユーザーは、テレフォンセックスからの出会い交渉などを主軸にした合わせ技で、テレフォンセックスの快楽とセックスの快楽の両方を味わう「いいとこどり」の遊び方を身に着けている、熟練の、洗練された、バランス型のテレクラユーザーであるといえるでしょう。

伝言と盗聴という奥ゆかしい遊び方

テレフォンセックス以外の別の遊び方ですと伝言というものが挙げられます。

伝言とは、その名の通り、テレクラ男性とテレクラ女性の間で伝言を残し、伝え合うという遊び方です。この「伝言」は、ツーショットというダイレクトで会話が始まるテレクラ遊びにやや抵抗があるような、気弱で引っ込み思案の口下手の男女に好まれています。

また、伝言は、ツーショットやテレフォンセックスの相手を探す目的で利用する場合にも重宝するので、使い方を覚えて活用できるようにしておくと様々な場面で便利です。優れたサブ機能といったところでしょうか。

SMなどの変態系テレクラである場合、盗聴と呼ばれる遊び方も用意されており、人気を博しています。

テレクラにおける盗聴は、自分ではない男女のツーショット、テレフォンセックスの会話を盗み聞きすることで、性的興奮を高めていくという遊びです。自分という主体を隠しながら、他人の性行為をのぞき見するような背徳的な興奮が、変態テレクラにおける人気の秘訣でしょう。

テレクラは遊びの幅を広げるほど楽しい

このように、テレクラというのは、ツーショットダイヤル以外にも様々な遊びが可能な場所です。ツーショットだけにこだわるのも悪くはありませんが、その限定的なテレクラ利用は、やや視野が狭いともいえます。

テレクラにマンネリを感じたりだとか、新しい刺激を求めているのであれば、テレフォンセックスや伝言、盗聴などをオールラウンドに遊んでみるのもアリでしょう。

また、それらのツーショット以外の遊び方が、「出会い」を目的にしたツーショットの役に立つということもしばしばありますので、遊んでおいて損をするということはまずないのではないかと思います。

もちろん、これらのすべての遊び方が、ことごとく無料体験で遊ぶことができる遊びなのだということも忘れてはいけません。